コロナ禍にあって、LGBTの飲み屋・風俗業界の今

更新日:2021年02月16日

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2021年1月後半に都職員が行った目視による調査では、午後9時を過ぎた段階では、池袋の飲食店の閉店率は９５％である。開いている店は、どこも満席状態である。

勿論、LGBTの飲み屋とて例外ではない。

その原因は飲食店等への要請内容にある。

営業時間は午後８時まで、酒類提供は午前１１時から午後７時までというのがその内容だ。

要請に応じた事業者には、店舗ごとに１日当たり協力金上限６万円を支給される。

２月１３日以降、正当な理由なく要請に応じない事業者に対し、都道府県知事は命令、立ち入り検査できる。命令に応じない場合は罰金を科すことがあるという。

そうした事情を踏まえて、緊急事態宣言下のニューハーフバー等の営業パターンは大きく分けて３パターンある。

１）は時短要請に応じず、通常通り深夜過ぎまで営業している店舗だ。こうした店舗はかなり数が少ない。

２）時短要請に従って、20:00までの営業とし、平日は17:00或いは18:00開始、土日は14:00～17:00開始と大幅に営業時間を変更している店舗である。

３）完全に休業している店舗である。

２・３の割合は具体的に公表されているデータは無い為、完全に正確な数字を挙げることは出来ないが

HPの告知情報・問い合わせの状況から勘案すると半分半分位の割合になると思われる。

ニューハーフ・男の娘・女装子ヘルスについては深夜の22:00～26:00位まで営業している店舗が多い。

ただ、一部、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から休業している店舗も存在する。

次に気がかりなのはお店のコロナ感染対策がどうなっているのかだろう。

緊急事態宣言中に営業中のLGBT飲み屋店舗の殆どは以下2点の対策はしているようだ。

①入店時の「非接触型体温計」での検温

②入口・席にアルコール消毒液設置

更に強力な感染対策を実施している店舗もある。

・キャストのマスク着用での営業

・席の間隔を空け、上限人数を設定して営業

・カウンター座席毎の完全独立飛沫防止シートの設置

・カラオケは当面中止

・サーキュレーターの設置等店内換気の徹底

・客退店後のテーブル、椅子の消毒

・トイレ内の消毒及び消毒用ジェルの設置

・マドラーは個人個人使い捨ての物を使用

・客のマスク着用の義務化

同様にニューハーフヘルス産業でも以下の通りコロナ対策はしっかりと行われている。

・手洗い・うがい・消毒の徹底をキャストに指導

・出勤前の体調確認

・待機場・事務所でのマスクの着用を徹底

・待機所・事務所・店舗内の換気

・プレイルームに殺菌効果の強い薬用ボディソープを用意

・プレイルームの除菌、換気作業を徹底

緊急事態宣言発令地域でも時短営業をしているLGBT飲み屋店舗が数多くあるので、LGBT求人・ニューハーフ求人・FTM求人に興味のある方は問い合わせてみるといい。

ニューハーフヘルス等の風俗のニューハーフ求人・男の娘求人・女装求人はほぼ通常通り行われている。

それ以外の地域については通常通りの深夜まで営業している店舗が多い。

但し、コロナに鑑みて独自に休業している店舗もあるので注意が必要でしょう

LGBT求人・ニューハーフ求人・FTM求人に関しては通常とほぼ変わりないようだ。

ここで、急遽朗報が飛び込んできた。

3月7日を待たずして、緊急事態宣言が解除される可能性が出てきたのだ。

というのも、東京都の新型コロナウイルス感染者数は2月に入り急激に減少している。

大阪府でも、緊急事態宣言解除を国に要請するための独自基準を満たしたのだ。

政府は2月8日、感染状況が改善傾向にある愛知、岐阜、福岡各県の解除の検討に入った。12日に正式決定する。

関東・関西についても、早期解除の可能性が高いだろう。

緊急事態宣言が解除になった場合、LGBT関連飲み屋で、時短営業していた店舗や休業していた店舗が通常営業出来るようになる。

通常営業を開始する店舗が増加するに伴って、LGBT求人・ニューハーフ求人・FTM求人等も増えてくるだろう。

 

 

緊急事態宣言対象地域の方は、今後の政府及び都道府県の発表に注視しつつ、LGBT求人・ニューハーフ求人・FTM求人応募の際の参考にしてくださいね！！

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